学生のうちに身につけることで就職活動でも有利なプログラミングスキル
この記事では大学生がプログラミングスクールに通うメリットや選ぶ際のポイント、そしておすすめのプログラミングスクールを5つに絞って紹介しています。
ITエンジニアの人手不足を背景に、様々な会社から様々な特徴を持ったプログラミング学習のサービスが提供されており、どれを選べばいいか判断に迷う状況になっています。
下記で挙げた5つのプログラミングスクールはいずれも費用が安いうえにカリキュラムやサポート体制が充実しており、非常にコストパフォーマンスに優れています。大学生が受講することを念頭に置いて選定しましたので、プログラミングスクール選びの参考にして下さい。
また、プログラミングはそもそも独学でも習得することもできますが、それでもプログラミングスクールに通う意義はどこにあるのでしょうか。そのメリットを改めて考えましたので、通うかどうかを迷っている方はそちらも参考にして下さい。
大学生がプログラミングスクールに通うメリット
メリット① 習得が容易で貴重な時間を無駄にしない
独学であれば勉強に躓いてしまうと解決するのにかなりの時間を要しますが、プログラミングスクールに通えば不明点はすぐに解消されます。これが最大のメリットで、4年間しかない貴重な時間を有意義に使うことができます。
ITベンチャーでインターンを経験したり何らかサービスを立ち上げたり、あるいは起業したりと学生の間に挑戦できることは様々あります。そうしたことに取り組むには、プログラミングスクールに通って素早く習得した方がはるかに効率的で時間を有効に使えます。
メリット② プログラミングを習得することで好待遇の条件で就職できる
IT業界は成長産業であるにも関わらず人材不足が続いており、そのためエンジニアは他の業種に比べ好待遇であることが多いです。厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査をもとにエンジニアの年収を算出すると、平均年収は551万円になります。全体の平均年収は455万円なので、全体平均よりも100万円近く差があることが分かります。
(<引用>https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429)
また就職した後にスキルアップしてフリーランスのエンジニアになれれば、納期や品質との闘いはあるものの、作業をする場所や時間は選ばないというケースもあります。そして、フリーランスの案件の中には50万円を超える高単価なものもざらにあります。高収入を得ながら自由な働き方が目指せるのがエンジニアなのです。
メリット③ 効率よくアルバイトができて経験も積める
メリット②ともつながるところですが、正社員の給料が高いのはもちろんアルバイトでも時給が高いものが多く、スキル次第で効率よく稼げます。さらには、就職の際にアルバイトの経験が直結することもあり、就活の準備という面からも有用です。
アルバイト以外でもLancersなどのクラウドソーシングを活用すれば、高額な収入を得ることも可能です。Web制作の案件であれば安いものでも5万円程度であり、中には30万円を超える案件もあります。スキルを積めばこうした高額な案件も受注が可能ですし、就職の際の大きなアピール材料になります。
メリット④ 社会人になると勉強のための時間を作りづらい
社会人になると勉強に充てる時間を確保するのは難しく、やはり比較的時間が取れるのは学生時代です。また、早い内から勉強してスキルを身につければ、他の大学生よりも一歩抜きんでた存在になれます。そのまま勉強する習慣を身につけておけば、就職後には同期にも差をつけることができるでしょう。
メリット⑤ 学割がある、あるいは無料で受講ができる
これはまさに学生だけのメリットで、社会人よりも安価に学べますし、さらには無料でサービスを提供しているプログラミングスクールさえあります。こうしたところを活用すれば大金を用意する必要もありませんので、コストパフォーマンスも良くなります。
大学生がプログラミングスクールを選ぶ際のポイント
受講料など費用が安価で済むか
大学生にとっては一番重要なポイントでしょう。高額なプログラミングスクールであれば、受講料が50万円を超えるところもあります。アルバイトで貯めるには少し時間がかかってしまいますし、そこに時間をかけるくらいならプログラミングの勉強に時間を割いた方が有益です。
コストパフォーマンスに優れた質の高い教育を提供しているか
受講料が安いからと言って、教育内容の質まで落としてしまっては何の意味もありません。教育内容やサポート体制が充実しているかなど、たとえコストが安くても教育の質が担保されていなければ無駄にお金と時間を失うだけです。
自分の将来に直結する成果を得られるか
実際にデモサイトを作って実績をアピールできるものを作ることができるか、そこに通うことで就職の選択肢が増えるかといった、自分の将来の可能性を広げることができるのかも重要な視点です。
プログラミングを学ぶのは、自分だけのサービスを作るなり就職を有利に進めるなり、その先の目的があるはずです。そうした目的が果たせるカリキュラムになっているかどうかは、要確認事項です。
以上のような、3つの視点からプログラミングを選定する必要があります。それらを満たすプログラミングスクールが以下の5つになります。それぞれ特徴をまとめていますので、参考にしてみて下さい。
大学生におすすめのプログラミングスクール5選
TechAcademy
①とにかく受講料が破格
学習期間が4週間のコースを選べば、スケジュールはタイトなものの受講料は109,000円で、プログラミングスクールの中ではかなり安く抑えられます。比較的時間の取りやすい学生にマッチした受講プランと言えます。
②講師を務めるのは現役エンジニア
教育の質を担保するためには、教師の質も問われなければならないでしょう。その点、TechAcademyの講師を務めるのは全員が現役のエンジニアです。現場レベルの実務的な視点で教えてくれるのが、評価の高いポイントです。
③29ある全コースでアウトプットが求められる
TechAcademyのコースは全部で29コースありますが、その全てでアウトプットが求められます。受講した暁にはオリジナルの制作物ができるので、自分のスキルを客観的に示すことができます。制作物を充実させていくことでスキルのアピールにつながり、就職やクラウドソーシングでの案件獲得などに役立ちます。
TechAcademyの口コミ
TechAcademyの口コミです。IT企業の研修よりも充実しているというコメントは、これからTechAcademyで勉強しようと思っている方にとっても心強いです。
Techacademy やっぱりいいな。最初は基礎的過ぎてタルかったけど後半に入ると劇的にスキルが伸びた。うちの元職場の研修の10倍くらい良い。導入すればいいのにな。まあ多分いざ導入したらフリーランスになるってやつが続出しそうな気もするが。
— Y平(小久保洋平) (@yhei_hei) January 24, 2017
TechAcademyの詳細はこちらの記事も参照してください。


DMM WEBCAMP
①1か月間の集中講座で15万円を切る料金設定
1か月間の短期集中コースの場合は、期間中みっちり学ぶ必要がありますが、その分料金を非常に安く抑えることができます。受講料は128,000円で15万円を切るプログラミングスクールは非常に珍しいですし、まさに大学生にとってのプログラミングスクールとも言えます。
②教室に通い放題でマンツーマンの指導を受けられる
11~22時までの間は自由に教室を使うことができますし、13時からは講師が教室に複数名常駐するので、すぐに質問できる環境になっています。さらに専任の「バディ」が付き、卒業まで細かな指導をしてくれます。もちろんオンライン上で質問できるサービスもありますので、教室に通えない日はそちらも活用できます。
③インターンの紹介がありカリキュラム外のサポートも手厚い
サービスの中に、おすすめのインターン先を紹介してくれるキャリアサポートが無料で付いています。学んだ後のことを見据えて受講ができるので勉強にも身が入りますし、インターンを通して自分の将来が広がります。
DMM WEBCAMPの口コミ
DMM WEBCAMPの体験談を載せています。サポート体制が非常に充実していることに驚かれたという口コミです。値段は安いのですがサポート面は充実しており、受講者の方の満足度も高いようです。

プログラミングを学ぶならオンライン一択だとイメージしていました。しかし、思い切ってDMM WEBCAMPに入会して通ってみて、メンターのサポートの手厚さにはビックリです。環境構築面の面倒を見てくれるのは未経験者的にありがたい!DMM WEBCAMPで自分が本当にやりたいことを見つけられそうです。
DMM WEBCAMPの詳細はこちらの記事も参照して下さい。


CodeCamp
①2か月短期集中なら、費用は20万円以下と料金も控えめ
CodeCampは受講期間によって受講料が増減しますが、一番短い2か月プランで14万8,000円です。入学金と合わせても20万円を切っていますので、大学生でも十分手の届く範囲の金額です。夏休みなどの長期休暇を利用して、短期集中でプログラミングを習得しましょう。
②コースが多彩で自分の目的に合わせて選べる
CodeCampは全部で11コースあり、受講生の目的に合わせてカリキュラムを選べます。汎用性の高いJAVAやこれから需要が伸びていくPtyhonなど、ベーシックなものからより専門的なものまで幅広い選択肢が用意されています。
③理論に基づいたカリキュラムを個別指導でみっちり学べる
プログラミング教育の専門家が設計した学習理論に基づくカリキュラムを、個別指導で丁寧に教えてもらえます。CodeCampの学習方法は大手企業の研修でも使用されているカリキュラムを基本にして設計されているので、実践的な経験が身に付きます。
CodeCampの口コミ
CodeCampについての口コミです。丁寧なフィードバックもあるとのことですので、学習の質が十分担保されているのが分かります。こうした点が、コストパフォーマンスに優れるプログラミングスクールが必要な大学生におすすめである理由の一つです。

数多くのオンラインプログラミングスクールの中からCodeCamp(コードキャンプ)を選んで正解でした。何よりも講師が優しいし、丁寧にフィードバックをしてくれる。どのような点に気を配って今後の学習を進めていけば良いのかも指導してくれます。
CodeCampの詳細はこちらの記事も参照してください。


ITCE Academy
①1か月間のカリキュラムを無料で受講ができる
ITCE Academyは転職完全サポート型の学校になります。無料でプログラミングを学べて、しかも就職サポートまで受けられるという一石二鳥の体制なのです。カリキュラムは全てインフラエンジニアを目指すためのものになります。
②宿泊施設を無料で利用できる
ITCE Academyは代々木にある教室に通う必要がありますが、都内の宿泊施設を無料で利用することができます。そのため、ITCE Academyなら地方在住の学生でも通学できるという充実したサポート体制が整っているのです。
③プログラミング未経験でも就職実績は高い
ITCE Academyの受講者の内訳をみると未経験者の方は99%、文系の出身者は50%と、プログラミングの経験や文系理系問わず受講生を受け入れていることが分かります。実績に関しても受講生の内定率は94%と、申し分のない高い実績を誇っています。
ITCE Academyの口コミ
こちらの方は講師の指導が丁寧だったと感じているとのことです。ITCE Academyは無料のスクールですが、決して教育の質が悪いというわけではないことがお分かりいただけるかと思います。

無料と聞いて品質が低いのではと不安を抱えていましたが、ITCE Academyの講師は指導が丁寧でしっかりと教わることができます。直感で何かしらのITスキルを身につけたいと考えている方におすすめですよ。就職相談では私のニーズに合わせて会社の提案をしてくれますし、面接練習や履歴書の添削も充実していましたので、スムーズに就活ができました。
ITCE Academyの詳細はこちらの記事も参照してください。

GEEK JOB
①就職支援付きのカリキュラムが無料で学べる
こちらもITCE Academyと同様に無料で学べて、さらに就職支援のサポートまで付いています。カリキュラムはプログラミング言語を習得するコースと、インフラエンジニアを目指すコースの2種類があります。
②就職支援が手厚い
GEEK JOBは受講生に就職してもらうことを目的としています。そのため、プログラミングの学習と同じように就職支援にも力を入れています。初日から履歴書の添削や面接の指導などを受けられますし、就職支援に関して専属のメンターが付いてサポートしてくれます。
③個別学習でそれぞれに合ったカリキュラムを組んでくれる
GEEK JOBは講義形式ではなくカリキュラムを個別で進めていくスタイルですが、そのカリキュラムをそれぞれに合わせて組んでくれます。また、受講生が躓きやすい内容については、一斉形式の授業を行って補足もしてくれる体制が整っています。
GEEK JOBの口コミ
「みん評」からの体験談を掲載しています。この方が語るように、GEEK JOBに通ったおかげで、プログラミングの知識がすんなりと吸収されたという点は大きなメリットです。

教室はもちろん自宅ではオンラインチャットを通して10時から21時の間は講師にいつでも気軽な気持ちで質問をすることができる環境が与えられるので、問題解決を素早くできたのが良かったです。わからないことをわからないまま放置することが無くなったおかげで、プログラミングの知識がすんなりと頭に吸収されるようになりましたから、すごく嬉しかったです。

私は普段は仕事をしているので自分の通える時間帯で無理なくプログラミングを学べたのも嬉しかったです。面談の上でスケジュールを組めるという安心感も私が気に入っている点です。
<引用>https://minhyo.jp/geekjob
GEEK JOBの詳細はこちらの記事も参照してください。

他の学生と就職でも差がつく!大学生におすすめのプログラミングスクール5選まとめ
上記で紹介したプログラミングスクールが、大学生におすすめの5つになります。それぞれの特徴を参考にしつつ、自分の目的や予算に合わせて選択してみて下さい。その際には、下記にまとめたポイントを改めて考慮してプログラミングスクールを検討しましょう。
①受講料など費用が安価で済むか
②コストパフォーマンスに優れた質の高い教育を提供しているか
③自分の将来に直結する成果を得られるか
プログラミングを学んだ後にどんな自分になりたいかを想像し、自分にぴったりのプログラミングスクールを選択しましょう。そして選択肢が絞れたなら行動に移し、自分が望む未来を掴み取って下さい。
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